ミニパキラをフィギュアケースで管理している様子

パキラの適切な湿度を最適に保ち続けるテクニックを解説

熱帯原産で育つパキラは、高温多湿の環境を好みます。そんなパキラはどれくらいの湿度で管理をするのが適切なのでしょうか。この記事では、パキラにとって好ましい湿度と、その湿度管理の方法を紹介していきます。

パキラに求められる湿度

パキラの育成に求められる湿度としては50%以上は欲しいところ

そもそもパキラは他の観葉植物と比べても生命力が強い植物なので、正直冬場などの30%くらいの環境下でも十分に生きていけます。しかし、また小さくて弱々しい個体や、しっかりと元気に育てたいという場合には、やはり湿度50%以上は欲しいところです。

適正な湿度で管理をすると何が起こるのか

光合成を通して二酸化炭素を吸収し水や酸素を放出する

基本的に植物は「気功」と呼ばれる機関を通して呼吸(二酸化炭素の取り込み、及び水や酸素の放出)を行なっているのですが、湿度が低い環境になると、植物内の水分の放出量を抑えるため気功が閉じてしまいます。それにより、いわば呼吸ができない状態になってしまうため、成長に必要が光合成が疎外されてしまいます。

逆にいうと、適切な湿度環境下で育てられている植物は光合成の効率が良くなるため、理論上では育ちやすくなると考えられます。こちらについては後日、実験記事を書いてみたいと思います。

パキラを湿度管理をする方法

続いて、常にパキラが好む湿度にコントロールする方法を紹介します。それなりに大きいサイズのパキラは既に生命力が備わっているので、それほど湿度に神経質にならなくても大丈夫でしょう。冬場の湿度が落ちる時期は、加湿器などで部屋全体の湿度を上げることを心がけていれば問題ないです。心配なのは小さいミニサイズのパキラの湿度管理です。そこでここからは、小型のパキラの湿度管理をするテクニックを紹介していきます。

「湿度計」はマストアイテム

観葉植物の育成に必須の湿度計

パキラに限らず、観葉植物を育てるなら持っておきたいアイテムが湿度計です。一つの部屋の中でも、湿度の高い場所と低い場所の違いがあります。育てている観葉植物の近くに、コンパクトな湿度計を常備して置くと良いでしょう。通販でも安く買うことができますよ。

湿度変化を抑える「水槽」

ガラス瓶や水槽の中で自然環境を作り出す幻想的なインテリア「テラリウム」はご存知ですか?見た目が美しいだけでなく、植物にとって適切な湿度で育成ができるというメリットもあります。パキラもこのような水槽の中で育てると、一定の湿度でコントロールをすることができますし、なによりもインテリア性が高いです。

しかし、水槽は少し高価な上に、重かったりと何かと不便です。そこでおすすめするのが「フィギュアケース」です。そもそもインテリア商品なので見た目を損なわない上に、非常に軽く、なにより安いです。ちなみに蓋を完全に閉めてしまうと空気が入らないので1〜2cmくらい開けておくのがコツです。

「霧吹き」は1日2回

フィギアケースに入れたパキラに霧吹きをしている様子

ケースに入れていても、やはり寒い時期は湿度が下がってしまいます。冬場の時期などは、1日に2回くらいは霧吹きをしてあげましょう。

同じケース内に水の入ったコップなどを入れておくのも効果的です。私は使い切ったマウスウォッシュのキャップの蓋に水を貯めて置いています。

ご予算に余裕があれば「ライト」も欲しい

フィギアケースに入れたミニパキラをライトアップした様子

湿度は関係ないのですが、ライトを取り付けるとかなり幻想的になりますし、日当たりの良い場所に置かなくても元気に育成できるので、色々なところに飾れるようになります。どのようなライトを選択するかにもよりますが、気になる電気代は、24時間付けっぱなしにしても1ヶ月200円くらいですよ。詳しくはこちらの記事がわかりやすいです。

せっかくならパキラの室温管理はお洒落に!

棚の上に飾っているパキラ。冬でも安心して育てられる

パキラは生命力が強いので、わざわざ湿度管理をするほどのものではないのですが、このようなケースに入れることによって温度管理も行いやすくなります。冬場などの乾燥しやすい時期はとても助かりますね。フィギアケースであれば比較的安く購入できますし、使わなくなっても簡単に処分をすることができます。パキラの室温管理に困っている方は、この機会にぜひ導入してみてはいかがでしょうか。